タイの焼き物 ベンジャロンのPanrada Benjarongに行ってきました。


皆さんはこんな感じの絵が描かれた焼き物を見たことがありますか?
タイで有名な焼き物の一つで、ベンジャロン焼きといいます。ベンジャロンは5色の絵の具で塗られた焼き物です。形は様々ですが、模様が特徴的です。いかにもタイらしい複雑な模様が多いです。

ベンジャロンは特にサムットサコーン県で盛んに作られています。サムットサコーンにはベンジャロンのお店が集まったベンジャロンビレッジがあります。今日はベンジャロンビレッジにあるPanrada Benjarongを紹介します。

ベンジャロンビレッジってどんなところ

ベンジャロンビレッジは、サムットサコーン県のKrathum Baen 地区にあります。バンコクから車で西に1時間程度のところです。

ここには、ベンジャロン焼きのお店が5,6店舗並んでいます。それぞれのお店に、絵描きさんがいて、窯があり、自家製で焼いてお店に商品が並びます。
ベンジャロン焼きを志す人は、ここで働きながらベンジャロン焼きの作り方や絵の描き方を勉強します。


中は緑が多くて涼し気な雰囲気です。今は丁度暑くない時期で、散歩するのにもってこいですね。
歩けばすぐに、ベンジャロン焼きのお店がいくつも並んでいます。その他にもたくさんの屋台が出ています。

今日は月1回のお祭りです

ここでは毎月お祭りが行われています。その日には特に人出が多く、たくさんの観光客が訪れます。今日もお祭りの日です。大勢のお客さんが来ています。

ステージがあります。ここでコンサートが行われます。

植物やアクセサリーを売るお店も出ています。

今日は絵描きさんが来ていました。似顔絵を描いています。

タイらしいガネーシャの置物があったりします。

涼し気な植物です。ゆっくりした雰囲気です。

Panrada Benjarong

Panrada Benjarongはこのベンジャロンビレッジの最も奥にあるお店です。
私はお祝い事があると、いつもこのお店でベンジャロンを買って配ります。静かで落ち着いたお店です。ここにあるベンジャロンは点数は多くありませんが、丁寧に色を塗られたきれいな食器類です。

お店の外観です。

ゾウの置物です。

動物の置物です。

カップです。豪華な雰囲気ですね。

入れ物です。上の部分がふたになっています。

ふた付きのカップです。結婚式のお礼の品に使われたりします。

ポットとカップのセットなどです。

クジャクのカップとお皿です。お菓子も置けます。

絵の描かれたお皿です。この絵柄が特徴的なんです。

続きのお皿です。

お皿です。

ポットとカップとゾウの置物です。

きれいなセットです。

大きな壺です。

これだけ大きいと大変です。

オーナーのPanradaさんです。パンラダーさんはベンジャロンビレッジでベンジャロンの勉強をして、お店を開きました。自分で色を付けたベンジャロンをお店で売っています。

住所 Don Ki Di, Krathum Baen District, Samut Sakhon 74110
電話 095-163-1373
Mail   159loneking@gmail.com

今日は、色付けの様子を見せていただきました。

ベンジャロンの作り方

色付け途中の状態です。陶器自体は別の工場で作っています。ここに色を足していきます。

回転台に乗せて色を付けていきます。黒いインクは、焼き上げると金色になります。

間違えないように真剣です。

複雑な柄はそれだけ書くのに時間と手間がかかります。大切に書き入れていきます。

書き終えたベンジャロンを窯に入れます。何段にも重ねて積み上げていきます。

500度で初期の焼き入れをして、その後800度で約6時間じっくり焼き上げます。そしてゆっくり冷やして取り出します。

まとめ

とてもタイらしい柄の焼き物のベンジャロンです。一個一個丁寧に描かれています。
ぜひタイのお土産に選んでみてはいかがでしょうか。
Port Riseではパンラダーさんのベンジャロンを取り扱えることになりました。ぜひお買い求めください。

ちなみに今日は私のお母さんもお店を出しています。ヤシの葉を編み込んで作ったバックを売っています。これらはタイ南部で作っています。

お母さんのお店です。

タイらしいバックです。使い込んでほしいですね。






ABOUTこの記事をかいた人

タイ人女性です。日本のことが大好きで、今日本語を勉強しています。 タイ語、英語は得意です。Port Riseを通してタイの色々なお店を日本の方たちに紹介していきたいと思います。