タイのアユタヤにあるお寺の、Wat Pho Kao Tonに行ってきました。
1. お寺の在り方
タイにはものすごい数のお寺があります。ほとんどの国民が仏教徒であり、お寺は住民の生活の一部になっていると言えるでしょう。タイには公園が少ないですが、その代わりお寺で過ごす時間が多いです。
休日や誕生日には、お寺に行ってお祈りをします。タイの祝日のうち、仏教関係の日は多くあり、その都度お寺に行ってお参りします。
お寺には僧侶が住んで修行しています。男性は一度は出家するため、全員が修行をしています。そのままずっと僧侶として生きていく人も多く、そういった方は非常に尊敬されています。
どの家庭も、親族のうちだれかは僧侶になっているのではないでしょうか。
うちもファンの祖父はお坊さんをやっており、ファンもお寺に行って掃除をしたり、挨拶をしています。
家庭ごとにどのお寺に行くかは決まっているようで、日本の檀家のようなものでしょう。私もお寺には頻繁に行くようになりました。念仏を聞いていると、意味は分かりませんが、日本よりアクティブな感じの念仏です。早いし抑揚も強くて歌を歌っているようです。40人も50人も同時に念仏を唱えているところは圧巻です。タイ人は念仏を覚えていて、お坊さんと一緒に唱えたりもします。みんな熱心です。
2, 場所
アユタヤは旧王朝で、遺跡群には非常に多くの観光客が来ています。今回の旅行では、お寺3つと遺跡1つを見に行きました。私はお寺の観光はあまり興味がないのですが、旅行に行ったらお寺は外せないというのがタイ人の考え方です。ですが日本でも特にお年寄りの観光旅行ではお寺の観光は多いですよね。
アユタヤはバンコクのすぐ北で、遺跡も多く、小旅行には適した地域です。
今回行ったWat Pho Kao Tonは、バンコクから北に2時間ほど車で行ったところです。
3.お寺
白い仏像があります。
このお寺の近くには、市場のような観光地があります。牛がいてエサをあげたり、馬に乗って歩いたりしました。
広場では、子供たちが昔の遊びを再現しています。そのほかにも子供たちが屋台を手伝っていたりします。タイの子供たちはよく働きますね。
少し離れると、川が流れています。どこの川も茶色く濁っていて見た目はきれいではありませんが、バンコクの川よりはきれいだし空気はきれいでした。
川のすぐ横は雑木林みたいになっています。
この先で小道を歩いていたら、ちょうど12時になり歌が流れました。みんな立ち止まって歌を歌ったりしてじっとしています。タイの文化ですね。
4. Wat Phra Non Chaksri
さらに足を延ばしてWat Phra Non Chaksriにも行ってきました。
ここにはワットポーと同じような寝ている仏像があります。ワットポーより大きいかもしれません。スコータイ様式の仏像らしく、長さが約50メートルあるそうです。入口で蓮の花とロウソクを買っていきます。しばらく前の方にならって進むと、お祈りをするところに出ます。私もお祈りをしてきました。
1日あれば行って帰ってこられるので、皆さんもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。