タイの結婚式に出席したことがありますか?
タイの結婚式は、気軽に参加できます。
先日友達の結婚式に参加したので、レポートしたいと思います。
タイの一般的な結婚式の流れ
タイ人は大体の人が仏教徒です。
一般的には、結婚の際には朝、托鉢をします。その後お坊さんをお呼びして結婚式をやります。その後、いくつかの儀式をやって、最後に披露宴をやります。全部で数日かかることもあります。長時間になるので、参加できるところだけ参加します。
今回私は、結婚式の途中から参加しました。
会場
今日行われた結婚式の会場は、トンブリ大学です。
タイの結婚式は、学校で行われることが多くあります。大学は、きれいに整備されていますし、結婚式の建物もあります。
大学はとても広いですが、その一部が会場になっています。それでも散策するには十分な広さがあります。
池の向こう側にある建物が会場です。2階が式場で、1階は披露宴の会場になっています。結婚式では、白かピンクの服装で参加することが多いです。
隣には仏教の建物があります。一般の人も仏像にお参りに来ています。
タイらしい形の建物です。いろいろなところで行われる結婚式ですが、式場は同じような作りの建物であることが多いです。
今日の結婚式
結婚式では、最初に建物の外から、新郎が新婦の待つ部屋の中に歩いていきます。その時には、新郎の関係者が大勢一緒に歩いていきます。先頭の人は、バナナやヤシの木を掲げて歩きます。後ろの人も、お祝いの品物を持って歩きます。そして歩きながらみんなで独特な掛け声をあげます。「オーイオイオイオイ、オー!」と伝統的な声をあげながら歩きます。これは一度は聞いてみてほしいです。
新郎たちが掛け声とともに歩いてきました。その先には、女性の参加者たちが並んで待ち構えています。女性たちは2人で門を作ります。そして新郎にいろいろなことをリクエストします。新郎はリクエストに答えて、女性たちにお金をあげなければ門を通れません。そして新婦を迎えに行きます。
女性たちのリクエストに応えます。腕立て伏せを10回してください、というリクエストです。
ある有名なラブソングの一部を彼女に歌ってあげてください、というリクエストです。
いくつものリクエストに応えて、やっと新婦のところにたどり着きます。こういう文化です。この後、室内ではいろいろな挨拶などがあります。参加者は入って見てもいいし、外で待っていてもいいです。みんな、写真を撮ったりしています。
結婚式で必ず行われる、水かけです。ロッナムサンと言います。新郎新婦は、布をしばって作られた花のようなひもを頭につないで、おでこにマークをしてもらい、参加者からお祝いの言葉をかけてもらいます。ひもは、お坊さんからお祈りをしてもらっています。赤ちゃんが生まれたときにブレスレットにします。水は、新婦の友人の女性たちが貝殻に入れて渡してくれます。参加者全員がやります。参加者がカップルの場合は、一緒に水をかけます。
タイドレスの女性たちです。
私の中学校の同級生です。この後、新郎新婦は着替えをします。タイドレスからウェディングドレスに着替えます。私たちも着替えをしました。今回の結婚式では、友達が全員同じドレスを準備しました。
披露宴
会場です。300人くらい来ています。結婚式は、招待状は用意されますが、参加は自由ですし、招待状がない人が来ても構いません。席も細かくは決まっていませんし、来るのも帰るのもその人の都合に合わせてです。
司会者とミーティングをして新郎新婦を迎える準備をします。
入場です。この後、新郎新婦の簡単な挨拶と自己紹介などがあります。
受付の手伝いをしました。
披露宴が始まっても、どんどん人が来て、帰っていきます。そのため受付はずっと忙しいです。
新郎新婦は、挨拶が終わった後はケーキカット、ブーケトスがあります。
ブーケトスです。幸せな写真ですね。
そしてその後は参加者と写真撮影です。この後も、しばらく披露宴が続きます。
とても幸せな時間を過ごせました。
お祝いはどうするの?
結婚式に参加するときに心配なのはお祝いをいくらにするかだと思います。日本では、3万円という相場がありますが、タイでは特に決まっていません。できるだけで大丈夫です。一般的には1000バーツからです。今回私は2000バーツでした。
封筒は、招待状が入っていた封筒で良いですし、その他何でも良いです。簡単に名前だけを書いておいてある箱に入れます。メッセージもノートに書きます。お祝いを渡すのは、いつでも良いです。
お返しは、ギフトを準備しています。今回のギフトはスプーンとフォークのセットです。その他に100バーツを封筒に入れて準備しています。これを渡します。タイには半返しという文化はありません。
タイの結婚式は、自由で気楽に参加できます。みんなお祝いのために来ます。素敵な時間が過ごせました。
皆さんもタイの結婚式の招待があったら、ぜひ参加してみてくださいね。