こんにちは。ファンです。みなさんはタイに来たことがありますか?
今タイ人で日本に旅行に行く人がとても増えていますが、タイ人が日本に旅行に行くのは、実はとても大変です。私が住んでいるサムットサコーンの1日の最低賃金は325バーツです。今のレートだと1,100円程ですね。日本に行くのがどれだけ大変かお分かりいただけるでしょうか。
逆に日本からタイに行くのにいくらかかるかも気になりますね。そんなわけで、日本からタイに旅行で来るときに費用がいくらになるかを詳細に計算してみたいと思います。
どんな旅行にするかを考えます
今回は、タイ旅行に関する費用を全てこみこみで考えてみたいと思います。タイへの旅行は安いと思われる方もいるかもしれませんが、今タイの物価はだんだん上がってきていますので、うっかりお金を使いすぎたなんてこともあるかもしれません。現実的な金額を考えていきましょう。
もし安く旅行したいというならば、タイの庶民の生活をすればよいのですが、本当に質素な生活です。これはこれで面白いかもしれませんが。
日本と同じ生活をしようと思ったら、結構お金もかかってきます。せっかくタイに来ているのに、あまり節約したくもないですね。でも逆に、ゴージャスに過ごしたいのならいくらでもお金をかけられますので、そこそこに。
今回は私が、一般的な旅行内容を提案したいと思います。無駄なお金は使わずに、必要な部分にはある程度かけて、3泊6日で計画してみました。
日程
タイ人は、基本的にお金がありません。つまり飛行機はLCC一択です。LCCは通常の飛行機の約半額で30,000円くらい安くなります。6,7時間のことなので、ちょっと我慢してその分流木でも買ってほしいなあと思います。
タイに旅行に来るのなら、日程は3泊はほしいです。そしてぜひ夜日本を出発して、朝着く便で来てください。そして夜中に出国して朝着の便で帰国するのが、最もリーズナブルではないでしょうか。
3泊4日あれば、たくさん観光地を巡れます。
基本的な日程は、
1日目 入国 アユタヤ観光
2日目 バンコク観光
3日目 ホアヒン観光
4日目 バンコク観光 帰国
くらいにしてみようと思います。旅行の計画を考えるのは楽しいのですが、勝手に計画していきたいと思います。
タイに行く前に準備するもの
タイに行く前に必ず用意するものは、
・パスポート
・バック
・クレジットカード
・お金
・最低限の着替え
くらいです。あまり荷物が多くても大変なので、できるだけ身軽に行きたいと思います。ちなみに私は日本に1週間程度出かけるときでも、小型のスーツケース1個とリュックで行きます。7kg以下ならLCCで機内に持ち込めますし。歩くのでリュックがいいですね。
タイに旅行に来るのなら、見た目より実用性を重視してほしいと思います。道も悪いし暑いので、できるだけ楽な恰好で来ましょう。でもお土産をたくさん買うのなら大きなスーツケースが必要ですね。着替えは、タイで買ってください。そしてホテルで洗ってください。洗濯機がないと洗えないという方、タイでは手洗いは普通ですので大丈夫です。ホテルで頼むこともできますが。
事前の費用
まずパスポートが必要ですが、パスポートや準備の費用は今回の旅行の費用に入れないことにします。
参考までに、日本でパスポートを取得するのに必要な金額は、10年有効のパスポートで16,000円程度です。
パスポートは持っていることにして、チケットを購入します。今回は成田空港からバンコク行きです。
私はチケットを購入するときには、いつもよく調べて探します。大体インターネットで3サイトくらいを参考にします。
チケットの在庫はどんどん減っていきますので、早く買わなければなくなっていきます。さっきまで見れていた価格が、ページを見ているうちに買われてしまい高いチケットしかなくなってしまうなんてこともあります。その時に他のサイトで見るとまだ安いチケットが残っているということもあります。
私がいつも見ているサイトは、
Expedia
Skyticket
トラベルコ
などです。チケットは、航空会社のサイトで直接購入することもできます。Expediaなどの検索サイトを通して購入すると、手数料が若干かかりますので少し高くなりますが、何度も買う場合はいつも同じように買える分楽です。旅行の計画を立てるなら、しばしば航空券を検索してみると良いと思います。
今日11月28日時点での、各サイトの最安値を検索してみましょう。
Expedia 35,298円
Skyticket 30,900円
トラベルコ 33,148円
出発、到着の時間はずれますが、一番安いのはSkyticketの30,600円でした。
大体35,000円以下なら、安い方です。今回は、チケット代は35,000円にしたいと思います。
航空券は、時期によって若干変わりますので、余裕をもって検索してみてください。
ついでにホテルも検索しておきます。ちなみにタイのホテルは1人でも2人でも宿泊料金は変わりません。2人で行くとお得です。
Expediaなどで航空券を予約した際に、一緒にホテルを予約することもできます。観光でタイに入国するときには、宿泊先を聞かれることがありますので、事前に予約をしていきましょう。
私がホテルを検索するときによく使うサイトは、Agodaです。アプリで簡単に予約ができるので、断然楽なんです。この2つのサイトでホテルの計画を立てます。サイトによって掲載されているホテルや価格は異なります。比較のため2つのサイト両方に掲載されているホテルを選びます。
予定通り、アユタヤ1泊、バンコク1泊、ホアヒン1泊で探してみます。
1泊目 アユタヤ Expedia 4,396円
Agoda 1,058バーツ(3,600円)
2泊目 バンコク Expedia 4,483円
Agoda 1,337バーツ(4,500円)
3泊目 ホアヒン Expedia 2,637円
Agoda 1,016バーツ(3,500円)
こうしてみると価格差がありますね。Expediaのほうが若干安いです。しかし、サイトの使いやすさはAgodaのほうが楽です。スマホのアプリからも簡単に予約できますし、サイトの読み込みも早く、見やすいですね。
ホテルの宿泊料金は、平均して1泊3,800円としたいと思います。
これくらいの部屋です。
バンコクでホテルに泊まるとき、1,500バーツ以上なら良い部屋でしょう。大体はプール、ジム付きです。少し駅や大通りから入ったところのほうが、広いホテルがあります。1,000バーツ以下であれば、それなりの部屋だと思っていてください。サービスもそれなりです。日本と同じサービスは期待できません。ホテルは価格相応なので、何を優先するかで決めてほしいと思います。ただ寝るだけというなら安い部屋を探せばありますが、きれいな部屋でゆっくり休みたいなら1,500バーツ以上の部屋にすればよいと思います。
今回は、少し安めの部屋にしています。
次に空港までの交通費です。これは栃木から成田空港までのバス代で、3,800円にしておきます。
これで、旅行前にかかる費用は大体計算できました。
ここまで、出国までにかかった費用の合計は
54,000円でした。
タイ旅行での費用
空港についたら、タクシーか電車でアユタヤまで行きます。タクシーなら1,500バーツ程度です。電車で片道11バーツからありますが、ランクがあり金額は様々です。いずれにしても、タクシーで行くよりは断然安いです。
アユタヤは、遺跡が多くある観光地です。
タイのタクシーは料金がメーターの場合と言い値の場合があります。初めはボッタクリ価格かどうか分からないと思いますが、少なくとも1,000バーツと言ってくると思いますので、乗りません。
タクシーで行く場合は、運転手によっては2,000バーツ、3,000と言ってくると思いますが、そういう場合は無視して次のタクシーを探しましょう。
アユタヤ駅についたら、タクシーでホテルまで行きます。かかっても100バーツくらいだと思います。
ホテルについたら荷物を預けて、観光にでかけましょう。アユタヤにはいろいろな遺跡があります。そんなにいくつも回れないと思いますし、同じような感じなので、2,3箇所回れば十分だと思います。
タクシーでいろいろ回っても、2,000バーツあれば足ります。
食事はタイ料理で1食300バーツ出せば、とても良いです。
よくあるタイ料理です。
パッタイというタイ料理です。
タイ料理がいっぱいです。
お土産は、遺跡で声をかけてくる人から買わなければよいです。確実にボッタクリ価格です。また、アユタヤのお土産はバンコクで買えるので買わなくてもいいんです。
ホテルで宿泊して、翌日はバンコクに戻ります。
バンコクのホテルまでは、国鉄のファランポーン駅から100バーツはかからないです。
ホテルに荷物を預けて、お寺を観光したいです。
お寺は電車で行けないので、タクシーで行きます。お寺の近くにいる怪しげなおじさんには気をつけてください。特にチャオプラヤ川の、観光ツアーに行かないかと誘ってくる人は全員ボッタクリですからついていかないでくださいね。川に行きたいときには、自分で川まで行って舟を探しましょう。王宮周りでものを売っていて声を掛けてくる人たちは、全員ボッタクリですから気をつけてください。お土産屋さんでどこでも買えます。ボッタクリと言っても、日本の物価にしたら安いと思われるかもしれません。でもタイ人からしたらバカらしい値段で売っているんです。
お寺を見終わったらバンコク中心部に移動しますが、これはトゥクトゥクという乗り物で行きましょう。ややボッタクリ価格ですがここは仕方ありません。流しのタクシーはいませんので、タクシーでもトゥクトゥクでも変わりません。近くの駅までで良いので、思い出に乗ってみましょう。
トゥクトゥクはタイっぽい乗り物ですが、乗り心地は悪いし、外も見えにくいし、うるさいし暑いし高いしで、タイ人は全く乗りたくありません。
バンコク中心部に戻ってきたら、買い物をしましょう。マッサージも行きましょう。他にやることはないんですよ。
せっかくなので、チャトゥチャックウィークエンドマーケットに行ってお土産を買い込みましょう。
夜は中華街に行って食事をしましょう。タイの中華街は、横浜の中華街より小さくて汚くて臭くて人が多いですが、活気があって一度見てほしいなと思います。バンコクでの食事は、高めに見ておきます。
そしてホテルに戻って休みます。
翌日はホアヒンに移動します。
国鉄のファランポーン駅から、指定席で412バーツです。乗車時間は約4時間です。ゆっくり電車の旅を満喫します。朝出て、お昼に着きますので、ホテルに行って海辺でのんびりしましょう。夜はナイトマーケットでお土産を見てみます。
翌日はまた電車でバンコクまで戻り、6時ころ空港までタクシーで向かいます。
かかった費用
これだけ費用をかければ、十分楽しく過ごせるのではないかと思います。タイ国内での費用は22,700バーツでした。このうち交通費が5,700バーツかかっています。もしバンコクの中だけで過ごすなら、交通費は抑えられますね。タクシーを使いすぎるとどんどんかかっていきますが、日本での移動に比べると、交通費はだいぶ安く感じると思います。お土産は8,000バーツを見ています。高級品を買わなければ、8,000バーツのお土産を買うのはとても大変です。余裕をもって買い物できると思います。
まとめ
ここまで大体旅行にかかる費用をまとめてみましたが、全て合計して現在のレートで換算すると、130,000円です。130,000円で3泊6日、実質4日の旅行です。いかがでしょうか。ポイントは、航空券、ホテル、交通費、これをいかに抑えるかですね。
130,000円をタイ人が貯めるのは大変ですが、ぜひお金を貯めて、タイ旅行を検討してみてはいかがでしょうか。