2019年7月17日はタイでは仏教の日でした。タイ語ではカオパンサーの日です。1年で最も多くの人がお寺に集まる日のひとつです。カオパンサーの日は、陰暦8月の十六夜の日に行われ、毎年変わります。来年は2020年7月6日です。今日はカオパンサーの日のお寺の様子をお伝えします。
今日のお寺
今日訪れたお寺は、Wat Bang Pingです。おなじみのお寺ですね。私のおじいさんが住んでいるお寺です。
このお寺では時期によって様々な行事が行われます。お寺でお祭りが行われることもあります。私はほとんど毎週お寺に行っています。おじいさんの部屋を掃除したり、お祈りしたり、ことあるごとに訪れるお寺です。
やること
普段からお寺にはたくさんのお坊さんが住みながら修行をしています。カオパンサーの日は、お寺のお坊さんが一同に会して、修行を始める期間のスタートとなります。
実際にやることは、地域の人、つまりこのお寺に住んでいるお坊さんの親族などが集まってきて、まずは托鉢をします。托鉢では、家族みんながご飯を鉢に入れていきます。その後お坊さんへ用意してきた食事やお供え物を渡して、お経を唱えます。そして、終わりです。1時間程で行事は終了します。
タイでは托鉢は普段から行われています。毎朝お坊さんは托鉢をしに歩いています。とてもポピュラーなことなのです。
イベントの様子
お寺の中には、とても広い部屋があります。大体毎年、同じ場所あたりに座っています。
自分の家族がお坊さんをやっている場合は、家族みんなでそのお坊さんのところに行って、食事やお供え物を供えます。タイでは男性はみんなお坊さんになるので、若い人から高齢の方まで、様々な年齢のお坊さんがいます。
お坊さんにお供えをするときは、代表の人がお供え物を供えます。まずお坊さんが黄色い布を自分の前に敷きますので、その上に載せましょう。その時、代表の人以外の家族は、代表の人に触れて一緒に渡すようにします。
お供えしたものは、お経が終わったら引き上げます。
お坊さんがお経を唱えている間は、私たちも一緒に声に出してお経を唱えます。タイ人は、みんなお経を覚えています。ちゃんと手を合わせてお祈りしましょう。
こういう建物にお坊さんが住んでいます。おじいさんの部屋にみんなで訪問して、お話などをして帰ります。
これで大切な行事が終わりました。カオパンサーの日には、こんなイベントが行われているのでした。