アクアリウムが好きな皆さん、こんにちは。
好きな魚は何ですか?タイで人気がある魚は、錦鯉や、フラワーホーンです。その他アロワナやベタも人気があります。みんなそれぞれ好きな魚は違いますが、どこの国でも同じですね。
私の兄は魚が好きなのでたまに魚採りに行きます。今日も森に行ってきたので、私も同行してみました。早速行ってみましょう。
用意するもの
今回採集に行くのは、近所の森です。場所はバンコクから西に1時間ほどのマハチャイです。大体このあたりです。このあたりの森の中には、大体魚がいます。海の近くで平なので、水がたまりやすく、沼地がいたるところにあります。
マハチャイは田舎ではありませんが、大通りから少し入ると自然があります。私の家も大通りから入ったところにあるので、のどかなところです。
森の中は結構危険なので、気をつけて向かいましょう。虫や尖った植物などがあるかもしれないのですが、私達は半袖半ズボン、サンダルに網とペットボトルで行きます。慣れない人は長靴に長袖長ズボン、帽子、手袋などをしていきましょう。
採れそうな熱帯魚
ここで取れる魚は4種類程しかいません。グラミーとベタとスネークヘッドです。タイ語ではプラカディー、プラガッ、プラチョンと言います。プラは魚という意味なのですが、その後に言葉が付きます。
森は季節によって水の量が変わります。今は雨季が終わった後で、少し水が多いのです。あと2ヶ月もすると、水が引いてきて魚を採りやすくなりますよ。
なので濡れても良い格好で行きましょう。
ジャングルに到着
荷物が整ったら早速でかけましょう。歩いて2、3分で到着です。
ここら辺から中に入っていきましょう。奥のほうに進んでみます。
水が貯まっています。
ニッパヤシの根元です。こういうところを魚が好むようです。
今日は以前より少し水が増えてますね。森の中はすぐに沼になっています。水は澄んでいるのですが黒っぽいです。ニッパヤシの森なので、植物はほとんどこれだけです。
不思議なことに蚊は少ないんです。家の周りのが多いくらいですね。多分魚がボウフラを食べてしまうのでしょう。
進むとだんだん水深が深くなってきます。場所によっては足を取られて抜けにくくなりますので、気をつけて進みましょう。ここで、この前採ってもらったプラチョンを返します。また大きくなったら会いましょうね。
奥のほうまで水が続いています。
ニッパヤシの実です。
こういう感じでぶら下がっています。
ニッパヤシの実は独特な形をしています。一つ一つの実が集まってボールを作っています。これがとても重いんです。間違って蹴ったりすると足がやられますので気をつけてください。
道なき道を分け入って行きます。深いところは70センチくらいあります。ぬまるので、足が抜けにくいところもあります。
採集します
今日は歩きながら、小さい網で掬うだけです。あまり取りすぎていなくなったら嫌なので、適度に採りたいと思います。足元をちょこちょこと掬ってみます。しばらくやると、小さなグラミーが採れました。ヤゴなんかも採れます。
炭酸が抜けたコーラみたいな水です。こんな感じのところを網で掬ってみます。
どんどん奥へ進んでみます。こういったニッパヤシの根本がよく採れます。特にベタは、ニッパヤシの根本にいることが多いようです。
20分ほどやってみて、今日採れたのはこのグラミー1種類9匹だけでした。網のどこかに魚がいます。
今日やって感じたことは、いやすいところにまとまっているようだということですね。
水槽へ移します
現場の水はこの通り黒いです。
ひとまず水槽に移してみます。流木はたくさんあるので、1個入れてみました。
かわいいですね。しばらく飼育してまた森に返したいと思います。
ちなみに帰りにトカゲが2匹いました。みなさんもぜひ魚採りに行ってみてはいかがでしょうか。