日本人にも食べやすいタイ料理5品をご紹介。(Part2)

前回に続いてあまり馴染みがないけれど、日本人の口に合う美味しいタイ料理をご紹介したいと思います。タイを旅行しているときに毎日スパイシーで辛いものばかり食べていると、お腹や胃が疲れてきてしまうことが良くありませんか?実はタイの人たちも辛いものに慣れていても同じなんですよ。今日ご紹介する料理はどれも辛くないものばかりなので是非現地で滞在中に試して胃腸疲れを回避してくださいね。

サテ(豚肉のインドネシア風串焼き)สะเต๊ะ


まず最初にご紹介するのはインドネシアが発祥の串焼き料理サテです。タイに限らず東南アジアでは良く見かける料理で、カレー風味の豚や鳥を串焼きにしてソースをつけて食べる料理です。甘いピーナッツソースとピクルスのようなキュウリの酢漬けと一緒に食べるのが定番です。バンコク市内ではプラトゥーナムにある「緑のカオマンガイ」こと「クワンヘン・ガイトーン・プラトゥナーム」でカオマンガイと一緒に食べることが可能です。

トムカーガイ(タイ風鶏肉のココナッツミルクスープ)ต้มข่าไก่

これは特に女性で辛いものが苦手な方にお勧めの料理です。「トムカーガイ」と言ってココナッツミルクベースのソースに鶏肉がマッチした辛くないタイ料理の代表的な一品です。普通のタイ料理のレストランには大体メニューにあるので、トムヤムクンばかり毎日食べて疲れた胃にはもってこいの一品です。「カー」と呼ばれるタイの生姜がエッセンスとなっていて、鶏肉の他にトマトやきのこが入った口当たりの良い一品

クイッティアオルア(タイ風わんこそば)ก๋วยเตี๋ยวเรือ

次の紹介するのはタイ人が愛してやまない麺料理のご紹介です。通称「ボートヌードル」と呼ばれるこの料理は、豚の血が入ったスープにつみれなどが入っていて自分でナンプラーや砂糖を混ぜて食べます。一皿15バーツ程度の小盛の面を麺の種類やスープの種類でたくさん食べる「わんこそば」スタイルが特徴です。「豚の血」というと少し抵抗感があるかもしれませんが、癖も無いのでとても美味しいですよ。BTSのビクトリーモニュメント駅にはボートヌードルの美味しいお店が沢山あるので一度訪れてみてください。地図のお店は私が一番お勧めするお店ですよ。

ホーイナングロム(生ガキ)หอยนางรม

これはちょっとイレギュラーで料理とは言えないかもしれませんが、是非タイに訪れたら食べていただきたい一品です。シーフードレストランに行くと大体置いてあるメニュー、「生ガキ」がとっても安くて美味しいんです。日本だと殻付きのものが1個1000円近くすると思いますが、タイでは殻を取った状態で山盛り提供されます。スプーンに甘いソースや揚げたエシャロットと一緒にカキを載せて食べるのがタイのスタイルです。タイで提供されているカキは新鮮なので私は当たったことはありません。それでも心配な人は流行っているレストランなどは新鮮なものが多いのでお勧めですよ。

パットウンセン(タイ風春雨炒め)ผัดวุ้นเส้น

最後にご紹介するのがパットウンセン(春雨炒め)です。おかず屋台には必ずあるので、もう一品?と悩むときには辛くないのでお勧めです。甘辛の味付けに野菜がたっぷり入っていてタイの「おふくろの味」と言ってもよいと思います。私もこの料理を家で良く作ります、簡単でとっても美味しいのでお勧めですよ。

まとめ

今日は日本人の口に合う辛くないタイ料理を5つ紹介いたしました。タイ料理だからと言って全部辛くてパクチーが入っているわけではありません。タイ人でも辛い物やパクチーが苦手な人もいるんですよ。是非辛いものが苦手な人でも美味しく食べられる料理は沢山あるので、タイに遊びに来てくださいね。